靴を脱いだ時や靴箱を開けた時、靴の臭いが気になった人は多いと思います。
他にも、靴の臭いがほかの人にとってくさいと感じるのかわからないこともあります。
そこで今回は誰でも簡単にできる靴の消臭対策や臭いの原因を詳しく解説していきます。
靴の消臭対策と臭いの原因を知ることでにおい対策をできるようにしておきましょう。
靴の臭いは人に不快な気持ちにさせてしまいますのでしっかりエチケットを守りましょう!
1.簡単な靴の消臭の仕方を紹介
靴の消臭の仕方は様々な方法があります。
どれも手軽ですので靴の臭いが気になる人は試してみてください。
消臭スプレー
消臭スプレーはすぐに臭いが取れ、非常に手軽でおススメです。
即効性があり、応急処置としてはいいですが、長期的なにおい対策にはなりにくいです。
また、革靴などのデリケートな素材に消臭スプレーを振る場合はシミなどができる原因になってしまいますので消臭スプレーを使う際は靴の素材に注意しましょう。
10円玉
先ほどよりもっと簡単で手軽なのが靴に10円玉を入れることです。
10円玉から発生する銅イオンには殺菌効果があり、雑菌の繁殖を抑えてくれます。
その為、10円玉が靴の消臭として機能しますが、10円玉に臭いが映ってしまいますので10円玉の交換はするようにしましょう。
重曹
掃除をするときに使う重曹は靴の臭いをとる方法としても使えます。
重曹には消臭効果と吸湿作用がある為、靴の雑菌が繁殖しにくくなり、においを消してくれます。
重曹を通気性のある布や不織布パックなどにこぼれないように包み靴の中に入れましょう。
布は不要になった靴下やストッキングでも大丈夫です。
靴の消臭以外にも靴箱に入れておけば湿気や臭いを吸い取り、雑菌から守ってくれます。
ですが2~3カ月で消臭効果が無くなってしまいますので定期的に交換することが必要になります。
また、重曹を水に溶かして重曹スプレーがあるとより便利になります。
重曹スプレーはスプレーボトルに小さじ1に対して水1mlを入れ、スプレーを振って重曹を溶かしてください。
靴の履き口や内部に吹きかけて使用するのですが、こちらも革靴などに振ってしまうとシミの原因になってしまいますので注意する必要があります。
シューツリー(シューキーパー)
木でできているシューツリーには消臭効果があります。
表面が加工されていない無垢シダー素材でしたら消臭・吸湿効果が高いです。
また、靴もきれいに保管ができるのでおすすめです。
ミョウバン水スプレー
先ほどと同じようにミョウバンを水で薄めてスプレーボトルに入れて靴や空間に吹きかけることで臭いの発生を抑えてくれます。
様々な素材の靴がある場合は空間や靴箱に振ってから靴を直しましょう。
コーヒー
家でコーヒーを挽いて飲む方にオススメの方法です。
コーヒーの残りかすには活性炭と似た性質があるので、靴箱に入れておくと靴の臭い取りができます。
捨てる前に消臭剤として有効活用しましょう。
洗濯用洗剤
こちらは運動靴などの洗える靴の場合になります。
ぬるま湯に洗剤を溶かし、つけ置きをした後ブラシで磨き、洗濯機で脱水をし、乾かしてください。
靴の臭いだけでなく、汚れも取れるので洗える靴の場合はオススメです。
2.靴の臭いの原因とは?
臭いの原因となるのは靴下や靴に付着した雑菌が原因とされています。
足には汗腺が集中している為、足裏から発生する汗などの水分は多くなっています。
足裏から発生する汗や水分の量はコップ1杯分とされています。
汗や皮脂の汚れが高温多湿な環境でスト雑菌が繁殖し臭いの原因となります。
また、この雑菌の繁殖はカビの原因にもなり、靴がもろくなってしまう原因にもつながります。
その為、通気性の悪い革靴や冬場のブーツなどは雑菌が繁殖しやすく靴が臭くなってしまいます。
あまり汗をかかないタイプの人でも足の汗による臭いが発生してしまいますので注意しましょう。
3.靴の臭いを抑えるためのポイント
靴の臭いを抑えるためのポイントはいくつかあります。
急いで消臭や臭いがきつくなる前に事前に対策しておきましょう。
靴を休ませる
同じ靴は翌日は履かないようにし、休ませることで靴の換気をすることができます。
換気をすることで靴の中の湿った環境が緩和され臭いの発生を抑えることができます。
この方法は靴を長持ちさせるためのコツでもあり、最短でも3足でローテーションするのが良いとされています。
靴箱の換気をする
靴をしまっている靴箱も時々開けて換気をしておきましょう。
履いた靴をすぐに靴箱に入れると靴箱に臭いが広がってしまいますので、靴箱の換気をすることによって靴同士の臭い移りやカビの繁殖防止にもなります。
4.靴の臭いの原因である足の臭いの抑える方法
靴の消臭をしても、おおもとの原因である足の臭いを抑えることも大切になります。
生活習慣を少し変えるだけでできるので対策しておきましょう。
足をしっかり丁寧に洗う
足を洗うときは足先やかかと、指の間も丁寧に洗いましょう。
足の指には雑菌がたまりやすく、意識的に洗うことでより雑菌を抑えることができます。
お風呂上りもしっかり足をタオルでふいて湿気がこもらないようにしましょう。
石鹸やボディソープを殺菌成分が入ったものであればより効果が見込めます。
足用クリームを塗る
足の臭いを抑える成分を含んだクリームやジェルもあります。
こちらも先ほどと同じで殺菌成分がある物を選ぶのがいいでしょう。
靴下にも気をつかう
靴下を洗濯するときには除菌効果のある洗剤を使い、においがきついのであれば重曹でつけおき洗いするのもいいでしょう。
最近では消臭機能のある靴下や、湿気がこもりにくい5本指の靴下も足の臭い対策になります。
おわりに
ここまで様々な靴の消臭方法を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
足の臭いなどは注意されにくいので、自分で気づいて対策をする必要があります。
ですが、どれも簡単に家でできることばかりですので、におい対策はしておきましょう。
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