イースターとは!?日本であまり馴染みのないイースターの意味や行事・楽しみ方について解説

日本では海外からやってきた文化が様々あります。
クリスマスやハロウィンといった日本では人気のあるイベントばかりです。
ですが、海外からやってきた文化の一つで【イースター】というイベントは知っていますか?
日本であまり馴染みが無いイベントですが、テレビ・インターネットやテーマパークなどで見聞きしたことはあると思います。
この記事ではそんな日本であまり馴染みのない【イースター】の意味やいつなのかといったイースターにまつわることを紹介します。
是非みんなでイースターを楽しんでみましょう。 

1.イースターの意味や由来は?

まず最初にイースターについて解説していきます。
イースターというイベントの基礎知識になるのでイースターについて理解を深めてみてください。 

イースターの意味

イースター(Easter)とは、日本で「復活祭」と訳されています。
この「復活祭」というのは十字架に磔され死んだイエス・キリストが死から復活した奇跡をお祝いするイベントです。


イースターというイベントはキリスト教においてクリスマスといったイベントよりも大切なイベントとされています。
キリスト教圏の国ではイースターの前後が大型連休になる場合もあります。
その為、イースターはキリスト教では非常に大切なイベントと言われています。


余談にはなりますが、1722年にオランダ海軍が見つけたモアイで有名な島【イースター島】は発見日がイースターだった為、この名前になったそうです。

名前の由来について

【イースター(Easter)】という名前の由来はゲルマン神話における春の女神「エオストレ(Eostre)」やこの女神の名前を関した春の月名「エオストレ(Eostremonat)」に由来するという説が一般的です。
「イエス・キリストの復活」と「新たな生命の息吹を感じさせる春の女神のお祝い」が喜ばしいイメージを持っているからとされています。
その為、イースターは春の訪れをお祝いする意味もあります。


また、イースターは土着信仰などで行われていたお祭りが起源ともされており、キリスト教と土着信仰が合わさり、現在のイースターが形作られたともされています。

2.イースターでよく見るシンボルの意味

イースター(Easter)という意味や由来はわかりましたが、イースターのイベントでよく卵やウサギを見かけるかと思います。

イースターにおける卵やウサギにも意味があるのでそちらについて解説していきます。

イースターエッグ

イースターエッグルの意味

【イースターエッグ】とは卵の殻にカラフルなペイントを施したものを言います。
作ったイースターエッグを麦わらを敷いたカゴに入れたりして飾ります。

卵がシンボルになっている理由は、命を生み出すものであり復活の象徴とされているからだそうです。

イースターエッグに施されるペイントのカラーにも意味があります。


【情熱】・【希望】といった意味以外にも【キリストの流した血】を意味するともされています。


【空】・【健康】


【清浄】・【誕生】


上記のようにペイントのカラーにもイースターに関した意味が込められています。

イースターバニー

イースターバニーについて

イースターのもう一つのシンボルは【イースターバニー】と呼ばれるうさぎで、このイースターバニーはイースターエッグを運んでくれるとされています。

うさぎがシンボルになっていることにも意味があり、うさぎは一度に子供をたくさん産み、豊穣と繁栄の象徴であり、他にはうさぎが女神の使いだったという説もあります。


このイースターバニーは西方教会だけの習慣で、東方教会にはイースターバニーは出てきません。

イースターは宗派による違いもあります。

3.イースターはいつ?

イースターは毎年日付が変わるのが特徴で、【春分の後の満月から、最初の日曜日】がイースターとされています。
これはイエス・キリストの復活が日曜日だったからとされています。
その為、2024年のイースターは3月31(日)になっています。

イースターは3月22日~4月25日の間で開催されます。


まだ先にはなってしまいますが2025年以降は下記にイースターがあります。


・2025年4月20(日)
・2026年4月5日(日)
・2027年3月28日(日)


宗派によりイースターを祝う日が1カ月以上異なるのでそちらも紹介します。

西方教会の場合

西方教会はグレゴリオ暦でイースターの日にちを決めています。
グレゴリオ暦とは地球が太陽を回る周期を元にした暦で、日本を含めた世界各国で採用されている太陽暦の一つです。

その為、先ほど紹介した日付と同じで2024年3月31日(日)が西方教会のイースターになります。

東方教会の場合

東方教会ではユリウス暦でイースターを決めいています。
ユリウス暦も太陽暦と同じですが、グレゴリオ暦が採用されるまでユリウス暦が採用されていました。
東方教会のイースターは3月21日で固定されています。 

4.イースターの楽しみ方

イースターエッグペイント

最後にイースターの楽しみ方を紹介します。

家で楽しめるアクティビティばかりですので是非家族みんなで楽しんでみてください。

イースターエッグペイント

イースターと言えばイースターエッグですよね。
そんなイースターエッグの作り方を紹介します。


1.卵の下に穴をあけ中身を箸や串で中身をかき出す。
2.卵の殻を水で洗い乾かす。
3.卵が乾いたら絵具やペンでデコレーションする。


穴をあける際、ゆっくり壊れないよう慎重にあけるようにしましょう。
中身を出す際は黄身をつぶすとかき出しやすくなります。

イースターエッグにペイントを施しましたら皆で見せ合い飾り楽しみましょう。


近年のイースターエッグは卵型のチョコレートや卵型のプラスチックに入ったお菓子詰め合わせなどたくさんあります。


イースターエッグの用意をするのが難しい場合はそういった卵モチーフの物を用意して楽しむのもオススメです。
 

イースターエッグロール

床に置いたイースターエッグを割らない様スプーンでゴールまでを競争する遊びです。
アメリカのホワイトハウスでも開催されているアクティビティです。
似た競技でスプーンに卵を載せてゴールまで競争する遊び「エッグアンドスプーンレース」もあります。

エッグハント

イースターエッグを庭や公園に隠してみんなで探しに行くアクティビティです。
海外では家族全員で探しに行くみたいです。
もちろん家に隠してエッグハントを遊ぶこともできます。

イースターメニュー

イースターメニュー

イースターは海外でもより特別な日ですので豪華な食事を用意します。
春の食材を使った料理や卵やウサギをかたどったケーキなどのデザートを焼いたりします。
イースターを機に春の料理を作るのはどうでしょうか? 

ここまでイースターに関することや楽しみについて解説してきましたがどうでしたでしょうか?

イースターはあまり馴染みのないイベントですがこれを機に家族で楽しんでみてください。

Yoshikawa

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